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2017.12.15最終更新日:2019.03.08

【仕事の本質を学ばせたい】大阪の老舗刃物企業がインドネシアに進出した2つの理由

今回の取材の舞台は、産業機械の国際総合展示会「Manufacturing Indonesia 2017」です!最先端の技術を持つ国内外の企業約1500社が一堂に会するイベントで、年に一度ジャカルタ市内にて開かれます。インタビューにご協力いただいたのは、工業用刃物を製造する大阪の老舗企業、神谷機工で海外事業部長を務める神谷様です。インドネシアへの事業展開を決めた理由や仕事観についてお伺いしました!

大阪の老舗刃物企業がインドネシアに進出した理由とは

 

- さっそくですが、インドネシアで事業を展開された理由は何でしょうか?

 

神谷様:「率直に言うと、会社の未来を担う次世代の人材育成を行うためです。なぜインドネシアなのかと言いますと、一つ目に国全体の平均年齢がとても若く発展途上な環境であることが挙げられます。一説によると国民の平均年齢が日本は46歳、インドネシアは28歳と言われています。日本では、企業内における平均年齢も高いため、若手社員にはなかなか責任を持って活躍できる場がありません。」

 

「私の日本での経験ですが、社会人とのパラレルキャリアとして、NPOにて100人100日ミュージカルというエンターテイメントの力を使って人づくりを行う活動をしていました。そこでは、若いメンバーが多く、人材の新陳代謝も活発な期間限定のプロジェクトを行うので、必然的に若い人が責任ある立場、配役を頂ける機会があります。その際、リーダーや大きな役をもらった若者がわずか100日足らずで急激に成長していく姿を目の当たりにしてきました。若い時ほどやりがいや責任ある環境に身を置くと、大きく成長する可能性を確信した経験から、インドネシアのような若い人が多く、なんでも思い通りにいかないような国が若手の育成には最適な環境だと思っています。」

 

インドネシアで学ぶ“仕事の本質”とは?

神谷様:「インドネシアを選んだ二つ目の理由は、若い世代に日本では感じられない仕事の本質を知ってもらいたいからです。ところで皆さんは、仕事の本質って何だと思いますか?」

 

インタビューアー:「お客様に価値を提供してお金をもらうことでしょうか。」

 

神谷様:「なるほど、それも正しいと思います。私自身の考えは、自分が誰かのために動き、その人の役に立つことで感謝される。その感謝のしるしとして貨幣社会の現代はお金というものを頂く。そういうシンプルなことが私の考える仕事の本質だと考えています。人のために動くと書いて働くですものね。でも、そんなシンプルなことが日本社会では実感しにくい環境だとも思っています。」

 

「日本では仕事によるうつ病や自殺の問題が深刻ですが、その大きな原因として日本人の多くが、この“なぜ人間は仕事をするのか?”という人が生きる本質、人間が生きていく上でとても大切なことを見失っているからだと思うのです。たとえお金をもらっていても相手から感謝されないと、誰のために仕事をしているのか意義を見出すことができず、イキイキと働くことが難しくなります。ミスなくできて当たり前というのが大前提で、感謝されるより注意ばかりされる社会では若い芽は成長できません。」

 

 

「そんな中、日本という線を取っ払って世界という枠の中で、自分たちができること(仕事)で、人や社会の役に立てる場所、そして私たちの商品やサービスで実際に喜んで感謝を頂けるところはどこだろうと探した結果、インドネシアに辿り着きました。インドネシアでは日本の当たり前(常識)をうまく提供することでとても感謝して頂けます。若い世代に自分たちがやっている仕事で人から感謝される経験を積んでもらうことで、仕事の本質を実感してもらいたいと思っています。」

 

熟練した加工技術と高精度な検査機器により、世界的に評価される神谷機工の丸鋸

 

神谷様:「仕事とは生きること、だと思っています。将来その国でお金が儲かるかどうかよりも、その国でそこに住む方々と共に生きていく、一生のお付き合いを前提に進出する国を選んでいます。また、『儲』という文字が『信』じる『者』と書くように、私たちの商品(=自分たち)を信じてくれる人を増やすことが商売だと思っています。進出先の人たち、社会ではどんなことを期待されて喜んで頂けるのかを探り続け、信頼を少しずつ積み上げていくことが海外事業展開のみならず経営を行う上で最も大事なことだと考えています。」

 

インタビューアー:「本日はとてもためになることや勉強になるお話をお聞かせいただきありがとうございました!」

 

インタビューを終えて

果敢に新しい市場に飛び込む経験を若手にさせ成長してもらうことが、会社を持続させる上で重要だと語る神谷様。仕事に対する情熱と、若手社員の成長を切に願う想いがひしひし感じられました。神谷様のおっしゃる通り、日本では当たり前の技術やサービスも、インドネシアではまだ普及していない場合も多く、仕事を通して社会への貢献を実感できると思います。また私の働くオフィスも20代が主力で、日本では得られないような成長が得られると感じます。インドネシアへの日系企業進出が続く今、神谷様のような熱い経営者とともにやりがいある環境で挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

神谷様のプロフィール

神谷機工株式会社 取締役海外事業部長

PT. KAMIYA SAW & KNIFE INDONESIA 代表取締役(2015年より現職)

本社所在地:大阪市平野区

インドネシア在住歴:2年半

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